遮熱工事
熱移動の75%を占める「輻射熱」を99.9%反射
これにより、工場・店舗の暑さ対策や光熱費の大幅な削減を実現します。
いきなりですが、クイズです。以下のイラストをご覧下さい。
「気温36度の日中です。どこが涼しいでしょうか?」
答えは、明らかですね。男の子が立っている日陰です。ただし、ご存知でしたか?
女の子のいる日なたも、男の子のいる日陰も、同じ温度です。
つまり、暑さや寒さを感じるのは、温度だけが影響するわけではなりません。
この違いを作っているものが、輻射(ふくしゃ)熱と呼ばれるものです。
輻射熱とは、電磁波により生まれる熱です。 頭の中が、???の方が多いのではないでしょうか。
下の図をご覧ください。
- ガンマ線 - ごく微量
- エックス線 - ごく微量
- 紫外線(~0.4μm) - 約7%
- 可視光線(0.4μm~0.7μm) - 約47%
- 赤外線(0.7μm~100μm) - 約46%
- 電波(100μm~) - ごく微量
そのうち赤外線(正確に言うと、赤外線の一種の遠赤外線)が、物体に当たると、物体を振動させ、熱を持たせます。
これがいわゆる、輻射(ふくしゃ)熱です。
最初の日陰の例で説明しますと、太陽から届いた電磁波(遠赤外線)が葉っぱに当たり、葉っぱは熱くなります。ただ、そこで電磁波がカットされますので、男の子に届く電磁波が少なくなり、「涼しく感じる」、というわけなのです。
別の角度で説明しますと、太陽が熱いから、「熱い」と感じるわけではないということです。太陽から電磁波が届いて、電磁波が人体に当たり皮膚の分子を振動させることで熱いと感じるわけなんです。なんとなく分かって頂けましたでしょうか。
皆さんのご家庭でよく使う、電気コタツや電気ストーブ、トースターは、伝導や対流ではなくて、輻射により物体(人)を温めている製品ですね。
これが、電磁波による熱移動「輻射」なのです。
ところで、遮熱材リフレクティックスは、残り25%の対流熱と伝導熱にはどうなんだと思われた方がいるのではないでしょうか。
率直に言いますと、遮熱材リフレクティックスは、対流熱と伝導熱には弱いです。リフレクティックスの表面は、アルミニウム99.9%、つまり金属ですので、例えば、ドライヤーの熱風を当てるとすぐに熱くなります。
但し、独自の施工法(リフレクト工法)で、それも解決してしまいます。
詳しいことは言えませんが、 実は、"最強の断熱材"、である、"静止した空気の層"、を活用します。
遮熱材リフレクティックスのすぐ横に静止した空気層を作ることで、空気が静止しているので対流熱が起こらず、物体がないので伝導熱も起こらないというわけです。
これで解決ですね。
それだけかと思われた方もいると思いますが、エアコンの温風が飛んでこなければ熱くないですよね。
沸騰したやかんに触らなければ熱くないですよね。
その状態が、「静止した空気層」、なのです。
これからの省エネ時代にとっては、遮熱材は欠かせないものになっていくことでしょう。
仕様
特長
- 安全性が高い
- 腐食性や毒性、ガン原生等がなく非常に安全性が高い商品です。また、大気への汚染物質の放出はありません。
- 使用範囲が広い
- -50℃~80℃と広範な温度領域で使用可能です。
- 取付けが簡単
- カッターやハサミで簡単に切断でき、ボルト締、接着、釘打、縫いとじ、ホッチキス止め、鋲止め、テープ止め等、種々の取付方法に対応しています。
- 強度が高い
- 圧縮強度40t/㎡以上、引張強度3.7N/m㎡(2.64㎏/m㎡)
- 密閉性に優れる
- 空気を完全に遮断しますので、高気密の空間を作ることができます。また、蒸気を阻止します。
- 耐久性が高い
- 全体の層をプラズマ溶着しているため剥離したり破れたりすることがなく、酸化や分解の心配もありません。
- カビ・結露を防ぐ
- 湿度・蒸気の貫通を防ぐため、結露が発生しません。これによりカビの発生も防ぐことができます。
- 軽量
- 一平方メートル当り305g程度の重さなので、運搬が非常に楽です。空気を完全に遮断します。
- 廃棄物が出ない
- リフレクティックスは全量使い切る事ができます。
Comming Soon